インスタ映えするドリンクの撮り方とは?10個のコツを徹底解説
カフェやレストランなどで美味しいドリンクを楽しむだけでなく、写真に収めてSNSにシェアするのが人気です。とくにインスタグラムでは、見た目の美しさやユニークさ(インスタ映えと呼ばれます)にこだわる方が多く、写真を撮るテクニックが重要です。
この記事では、インスタ映えするドリンクの撮り方の具体的なコツを10点紹介します。撮影スキルを上げたい方や、SNSに投稿する写真をより魅力的に撮りたい方は、ぜひ参考にしてください。
インスタ映えするドリンクの撮り方①光をうまく使う

適切な光の取り入れ方によって、ドリンクの色や質感の見栄えが変わります。ここでは、映える写真を撮るための光の使い方のポイントを3つ紹介します。
・撮影に適したテーブルを選ぶ
・氷にうまく焦点を当てる
・ハイライトを利用する
それぞれ見ていきましょう。
撮影に適したテーブルを選ぶ
ドリンクの撮影には、自然光が差し込む窓際のテーブルが最適です。電球の光だと色が偏りがちなため、ドリンク本来の色が美しく表現できないことがあるためです。一方、自然光は柔らかくてナチュラルな光を放つため、奥行きや立体感を演出する効果があります。
映りのよい写真を撮影するには、光が真上から入る席や影が少ない場所を選ぶのがおすすめです。たとえば、カフェのテラス席や、植物が多くて明るいインテリアがある店内などが理想的でしょう。
氷にうまく焦点を当てる
透明なグラスに入ったドリンクを撮影する際は、氷に焦点を当てると写真が一層美しくなります。氷の透明感や輝きが強調され、ドリンク全体の爽やかさや新鮮さが際立つためです。
とくに、炭酸飲料や冷たいアイスティなどの場合、氷のキラキラした感じが写真を魅力的に見せてくれます。撮影時には、背景がシンプルで氷の表面に光が当たる位置で撮影すると効果的です。氷に映るさまざまな光の反射が、より透明感を引き立ててくれるでしょう。
ハイライトを利用する
陶器はガラスのように透明性がなく光の透過がないため、同じ撮り方はおすすめしません。陶器カップに入ったドリンクの場合、表面にハイライトを入れると美味しそうに見せられます。カップの中の飲み物に光が反射し、白い部分ができることで、全体がより立体的に見えるからです。
とくに、コーヒーや濃い色のドリンクは、ハイライトが入ると色のコントラストが生まれ、写真映えします。たとえば、カップの角度を少し変えて、光をより効果的に入れられるアングルをさがすのもよいでしょう。
インスタ映えするドリンクの撮り方②角度や画角を工夫する

角度や画角を変えることで、より効果的な撮影が可能です。ここでは、さまざまな角度の撮り方や物を使って、ドリンクを映えさせるポイントを解説します。
・真上から撮る
・真横から撮る
・斜めから撮る
・下から撮る
・アップで撮る
・引きで全体が映るように撮る
・アイテムを使って画角を整える
ぜひ、イメージしながら読み進めてください。
真上から撮る
ドリンクを真上から撮る方法は、シンプルなブラックコーヒーでとくに映える撮り方です。プロも使う「俯瞰撮影」と呼ばれるテクニックで、特別なことをしなくても雰囲気のある写真が撮れます。
ポイントは、スマホとテーブルが並行になるように意識することです。これにより、写真が平面的にならず構図が整います。
撮影時は椅子から立ち上がり、少し高い位置からシャッターを押すのがポイントです。全体が見渡せるため、ドリンクの魅力が伝わりやすくなります。
真横から撮る
真横からの撮影は、透明なグラスに入ったドリンクの色味や泡の質感、カップのデザインを際立たせるのに最適です。撮影のポイントは、テーブルとスマホのカメラを垂直にすることです。これにより、ドリンクのディテールが捉えられます。
彩り豊かなカクテルやビールの泡立ちなどを撮ると、より美しく見えるでしょう。
斜めから撮る
斜めから撮る方法は、カップのデザインや液面をまんべんなく写せるスタンダードな方法です。おおよそ45度の角度は、人が椅子に座って机の上を見るときの自然な視線に近く、親近感を抱きやすい写真が撮れます。
たとえば、カフェでのリラックスタイムを表現するのに適しています。カップのデザインや周囲のアイテムがバランスよく収まり、温かみのある写真が撮れるでしょう。
下から撮る
下から撮る方法は、独特で印象的な写真を撮るのに最適です。グラスを手に持ち、空や明るい背景をバックに撮影すると、ドリンクがまるで光を浴びて輝いているように見せられます。とくに透明なグラスに入った飲み物やデザートにおすすめです。
たとえば、青空の下で冷たいソーダを撮影すると、透明感とともに爽やかさが強調されます。光が液体を透過して、ドリンクがキラキラと輝く様子を撮影できるでしょう。
アップで撮る
印象に残る写真を撮るには、ドリンクの液面に近寄ることをおすすめします。液面のきらめきや透明感を強調することで、一層魅力的に見えるためです。
たとえば、氷の細かい質感やカクテルの鮮やかな色彩をクローズアップすると、見た目のインパクトも増すでしょう。
引きで全体が映るように撮る
引いて全体を撮る方法は、写真に「ストーリー」を感じさせる効果があります。自分の目に映る風景を、そのまま写真に収めるように撮るのがコツです。
たとえば、おしゃれなカフェの店内で撮影するとき、カフェのインテリアや周囲の雰囲気も表現できます。引きで撮る際は、ほかのお客さんや不要な物が映り込まないように注意しましょう。
アイテムを使って画角を整える
撮影する際に小物やアイテムを使って画角を整えると、写真のバリエーションが広がります。以下にアイテムの例と効果をまとめました。
|
アイテム |
伝えられる効果 |
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手(手でグラスを持つ) |
自然な雰囲気 |
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本や雑誌 |
リラックスタイムの演出 |
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スマホやタブレット |
現代的で親しみやすい雰囲気 |
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花や植物 |
写真に彩りをプラス |
|
ケーキやスイーツ |
豪華な印象 |
|
メニュー表 |
おしゃれな雰囲気 |
上記以外にもぜひ、いろいろ試してみてください。
インスタ映えするドリンクの撮り方③背景をぼかす

インスタ映えには背景をぼかすテクニックが効果的です。被写体であるドリンクがより際立ち、写真全体のクオリティをあげられます。ここでは、2つのポイントを紹介します。
・ピントの合わせ方を工夫する
・スマホの撮影モードを活用する
周囲が整っていない場合でも、背景をぼかすことでおしゃれな写真が撮れるため、ぜひ実践しましょう。
ピントの合わせ方を工夫する
スマホで撮影する場合、まずは被写体に近づいて撮影することがポイントです。被写体が近ければ近いほど、背景がぼけやすくなります。スマホの画面をタップしてピントを合わせたい場所を選び、ちょうどよいバランスに調整しましょう。
たとえば、ドリンクのグラスにピントを合わせると背景の雑多な部分がぼけるため、ドリンクを強調できます。ピントを合わせる位置の工夫により、写真の印象が大きく変わるため、いろいろ試してください。
スマホの撮影モードを活用する
iPhoneの場合「ポートレートモード」を使えば、背景を自然にぼかしドリンクを鮮明に映し出せます。撮影後にF値を調整してぼかし具合の変更も可能です。この機能の活用により、プロらしい写真が簡単に撮れます。
さらに、「シネマティックモード」は動画撮影ですが、背景のぼかし効果がより強く、印象的な映像が撮ることが可能です。撮影した動画の中から、ちょうどよいシーンを停止ボタンで止めて切り抜くことで高品質な写真を得られます。
たとえば、ドリンクにピントを当てたまま自分がゆっくりと動きながら撮影することで、その中でもっとも美しい瞬間を切り抜いて撮影することが可能です。
インスタ映えするドリンクの撮り方④シーンにこだわる

インスタ映えのためには、シーンにこだわることも重要です。単にドリンクを撮るだけでなく特別な瞬間を捉えることで、写真にストーリー性や臨場感を加えられます。
ここでは、具体的に2つの例を紹介します。
・ポットから注ぐ様子を撮る
・乾杯の瞬間を撮る
それぞれ見ていきましょう。
ポットから注ぐ様子を撮る
注がれる液体の流れや、カップに注がれる際の泡立ちなどが写り、視覚的に楽しめる写真になります。注ぐ動作が自然に見えるように、カメラの角度や位置を工夫して撮影するのがポイントです。
たとえば、紅茶をポットからカップに注ぐシーンを撮影する場合、ポットを高めに持ち上げて注ぐことで、液体の流れが美しく見えます。また、ドリンクの表面に光が当たるようにすると、キラキラしたように映るためおすすめです。
乾杯の瞬間を撮る
グラスが触れ合う瞬間や笑顔のあるシーンを捉えることで、見ている人にもその場の楽しい雰囲気が伝わります。乾杯の際には、グラスの角度や手の位置を工夫して、全体がバランスよく写るように心がけましょう。
たとえば友人と乾杯するシーンでは、グラスの持ち手が揃っているか確認し、背景にも気を配ることで写真全体がまとまりのある仕上がりになります。
まとめ:コツを駆使してインスタ映えするドリンクを撮ろう!
インスタ映えするドリンク写真を撮るためには、さまざまなテクニックを駆使することが重要です。これらのコツの実践により、見る人を引きつける写真が撮れます。
また、スマホの撮影モードを活用すると、手軽にプロのような写真を撮影できます。さらに、特別な瞬間や動きを捉えて写真にストーリー性を持たせると、より印象的な1枚になるでしょう。
ぜひ、これらのテクニックを参考に、インスタ映えするドリンク写真を撮影してください。
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監修者

株式会社 LISTRO
加藤 友理
株式会社LIStro 社長
<コメント>
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